今回は、猫が熱中症になってしまった時の症状と、その対策方法をご説明しましょう。最初は、なんとなく元気がなくなるという症状から始まります。少し呼吸が速くなったり、呼吸が辛そうだったり・・・そんな症状が見られたら、熱中症を疑いましょう。
けれども、人間でもそうですが、熱中症の初期症状にはなかなか気付いてあげられなのもの。熱中症が心配される季節には、猫の様子をよく観察しなければなりません。初期症状を見逃すと、症状が徐々に重くなってくるのです。目や口の粘膜が赤くなり、口を開けて呼吸をするように・・・見るからに苦しそうな様子が分かるようになります。
呼吸が荒くなってきたのを放っておくと、呼吸器系の感染症にかかる危険性もあります。早めに受診しましょう。呼吸が荒くなってくると、同時に熱も上がっているはずです。41度以上になることも多々あるのです。41度を超えてしまうと、脳障害を起こす可能性もあり、43度を超えると致死率も高くなります。すぐに病院へ連れて行かなければ大変なことになりますよ。
お持ちの方も多いかもしれませんが、いざという時のため、ペット用体温計を用意しておくと、非常に便利。人間同様、ペットの熱も気にかけてあげましょう。熱中症が進み、かなり重度の熱中症になってくると、嘔吐や痙攣、口から泡を出したり、ひきつけのような症状が起こってきます。そんな時は、迷わずかかりつけの病院に連れて行きましょう。
人間同様、猫の熱中症も非常に進行が早いものです。手遅れにならないよう、しっかり対処しましょう。
熱中症の症状かな?!と思われる時は、家庭で応急処置をしてあげることも必要ですね。効果的な処置の方法を覚えておくと役に立つことでしょう。軽症の場合は、日陰の涼しい場所で水を飲ませて休憩させてあげれば大丈夫。
もし、重症だと思われたら、上昇している体温を下げる必要があります。やり方は、人間と同じ。アイスパックや氷嚢を首筋やわきの下、内股などに挟んでやり、ドライヤーや扇風機などで風を送ってあげましょう。この時、身体を軽くマッサージをしてあげるのがポイント。猫の血管が急激に収縮してしまうのを防ぐために行うのです。愛するペットの健康を、飼い主はしっかり守りたいもの。それは飼い主の「義務」とも言えるのです。