熱中症を引き起こし応急処置を行ってみたけれど、症状が思うように改善しない場合は、急いで救急車を呼びましょう。ところが、救急車を呼ぶタイミングや判断も、素人には非常に難しいもの。一体、どのような症状が見え始めたら、救急車で病院に搬送した方が良いのでしょうか。まずは、肩を叩いたり名前を呼んだりして、意識が明確かどうかを確認しましょう。
一過性の失神で意識を失う場合もあります。その場合は、応急処置で意識が戻ることもありますが、なかなか意識の回復が見られない場合は、「熱射病」の可能性も。すぐに救急車を呼ぶ必要がありますよ。意識は失っていなくても、著しく鈍い反応だったり、言動がおかしかったりというのも危険な状態です。同じく、救急車を呼びましょう。
救急車が到着するまでの間、意識がない場合は、きちんと気道を確保し呼吸と脈拍を確認しておきましょう。呼吸や脈拍が異常な時は、人工呼吸と心臓マッサージが必要なのです。もし、セオリー通り体を冷やしているのに、体温がみるみるうちに上昇していく場合も、危険信号です。脱水症状を起こしていると、目がくぼみきたり、肌が乾燥してカサカサに・・・このような状態が見られる場合も、重度の熱中症だと判断しましょう。危険性大です。
救急車を呼ぶ時の注意点としては、病院を指定しないこと。なぜなら、熱中症は一刻を争う状態です。それなのに、救急車の中で指定した病院に受け入れ可能かどうかの確認を取らなければならないのです。時間がかかってしまいます。
また熱中症の怖いところは、応急処置ですっかり回復したように見えるところ。完全回復したと思っても、体内にダメージが残っていることもしばしば。しばらく時間をおいたら再発!なんていう危険性もはらんでいるのです。一度熱中症にかかると、熱中症にかかりやすくなるとも言われます。熱中症の症状を感じたら、一度病院を受診することをオススメします。